鑑賞予定

■5/23(日) 4:00pm
『フィルムセンター開館40周年記念発掘された映画たち2010
The 40th Anniversary of National Film Center Part 1
Cinema: Lost and Found 2010 』

@フィルムセンター 京橋
「実験映画の系譜:荻野茂二から松本俊夫へ」
(計90分)

戦前は国内外の小型映画コンクールで次々と入賞し、戦後はオギノ8ミリ教室を主宰してアマチュア映画の普及に努めた個人映画作家のパイオニア・荻野茂二(1899-1991)の諸作品と、2005年に発掘されて話題となった『銀輪』(矢部正男、松本俊夫、樋口源一郎監督、1955年)のデジタル復元版を上映。荻野作品は、1990年代前半に御子息から寄贈されたフィルム群から、これまで7本を35mmプリントにブローアップして復元してきたが、今回は新たに5本を復元した。上野松坂屋の広報映画『母を迎へて』、ドイツの“都市映画”『伯林 大都会交響楽』(W・ルットマン監督、1927年)の影響が垣間見える『街』、水の流れを抽象映画として表現した『RIVER』、「文化映画」的要素の強い『寒天』(原版は16mm)、そして戦前からの“水”のテーマに連なる『水の幻想』(原版はスーパー8)である(特記以外は9.5mmからのブローアップ)。
※『銀輪』[デジタル復元版・アナログ三色合成版]

BICYCLE IN DREAM
(12分・35mm・カラー)
日本自転車工業会の海外PR用短篇。少年の自転車へのあこがれを幻想的な表現で映画化した一種のシネポエムで、日本の実験映画史においても伝説的な作品とされていたが、2005年にオリジナル・ネガが発見された。今回は新たに、松本俊夫監督の監修のもとでデジタル復元を実現するとともに、三色分解した白黒ネガを光学的に合成した版を上映する(復元:IMAGICA、IMAGICAウェスト)。
’55(新理研映画)(監)(脚)松本俊夫(監)矢部正男、樋口源一郎(脚)北代省三、山口勝弘 (撮)荒木秀三郎(特殊撮影)円谷英二(美)北代省三、山口勝弘(音)武満徹、鈴木博義

荻野茂二という監督は全然知らなかった。松本俊夫の映画は面白いと思わないが、この銀輪はずっと気になっていたもの。円谷英二、武満徹が参加しているのも気になる。樋口源一郎はこんなところにも絡んでいたかー。復元の技術も気になる。モノクロの三色分解!?

■2010年05月30日
「ヒバリ映画祭 vol.3」
open 12:30 start 13:00
1000円 + drink
@Loop-Line 千駄ヶ谷
Billy Roisz
Not Still
TILT
Close Your Eyes
Dieb13
Mexican Schnitzel ‘09
Michaela Grill
Trans
Manuel Knapp
stroboscopic noise
坂本拓也
new work
角田俊也
new work
天狗と狐
new work
これは、絶対行くべきでしょう。