環境

イベントの画像を少し明るくした。
映写の画面以外が真っ黒で見えないとの指摘があったので。

自分のPCではそんなことはなかったのだけど、使っているPCによっては色調や明度が異なるから、そりゃそうだ。結構ギリギリのレベルにしてたし。出た、またしてもこの問題。
今年に入って、作品のDVDやホームページを作って痛感したのがその点。PC環境によって見え方が異なるので、誰が見てもある程度のものが見えるように工夫が必要になる。悪く言うと、妥協をするはめになる。(みなさんは悪くないです。)特にネットの情報はユーザビリティを考慮する必要がある。

家で聴く音楽も当てはまる。いくら解像度を高くして最高の音質でCD作っても、最悪の場合、購入した人の再生環境がPCのスピーカーなんてこともあり得るわけだし。まあここは作り手が妥協する必要はない。
要は、本当に作り手が納得した条件で鑑賞できる場は、ライブであるということ。写真集などの紙媒体はまだいいが、これもやはり実物のプリントを見に行くべき。絵や彫刻、演劇、その他も然り。

食に置き換えると、作って出されたらすぐ食べろということだ。
ただし、蓋のしてある丼ものやうな重は、場合によりちょっと蒸らす時間が必要だ。
DVDも気軽でいいけど、できれば映画は劇場で。
そもそもDVDは画質が悪い。

フィルム映写機はデジタルプロジェクターと違い、明るさ以外はどの映写機でもほぼ同じ条件なので、調整する煩わしさが無くて素晴らしい。

David Mancusoがわざわざ自前のサウンドシステムを持ち込んでパーティーをするのは良く分かる。だから次回は行きたい。ATAKも池田亮司も生が良いだろう。無論、音質以外の部分でも。
結局、所持金の問題が付き纏う。