焼き増し

日本国内の映画フィルムの現像所で、モノクロ16mmの現像が終了するかもしれないので、過去の作品や素材を焼き増ししようと思います。写真は、Africa Ⅰのネガとポジ。久々に手で触ってフィルムの状態をチェックしました。ネガのほうには編集のつなぎが沢山あります。徹夜でひたすら切ってつなぎまくった日が思い出されます。いい作品かどうかはフィルムを見れば大体分かります(笑)これはいつか展示したいと思っています。

さて、富士フイルムは撮影用のフィルムの生産を終了し、コダックもいつまで続けるか分からない。どんどんフィルムでの映像制作が(特に日本では)難しい状況になっています。フィルムはデジタルで代替できるメディアではないので、無くなって欲しくないとは思います。フィルムでの映像制作をどうやっていくか模索しつつ、他のメディアを使ってのパフォーマンスやインスタレーションも発表していくことにします。「映画」にはもともとこだわっていないので、得体の知れないものをどんどん作っていきたいです。
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