Shinkan Laboratory

今月は、2人の作家がうちに来て、フィルム現像やケミカルの実験をしました。

牧野貴氏は、16mmカラーネガのハイコントラストモノクロ現像や、強アルカリ溶液などを使ってフィルムの実験を行い、ホタテとアスパラのトマトソースパスタ、ECMのKeith Jarrett、Paul Bleyを処方しました。ネガ現像は画像濃度が濃くなりすぎて、あわや失敗!?という事態になりそうだったけど、減力処理(現像済みの画像濃度を下げる)によって上手く仕上がりました。焦ったー。

島田量平氏は8ミリのsingle-8を使い古したE-6現像液でカラーリバーサル現像、シマダヤの鉄板麺(縁日ソース味)を処方しました。現像も鉄板麺も大好評。仕上がった8mmの画像を眺める氏の目は輝いていました。
という訳で、Shinkan Lab、 ひっそり始めます。映画フィルムを自分で現像してみたい人、興味ある人、メール送ってください。場所は東京となります。自家現像は必ずいい経験になるはずです。
https://shinkantamaki.net/contact.html

自分が扱っているメディアを知らないという事は、料理人が食材を知らずに料理をするようなものだ!!