7th July. 2012
+ 特別レクチャー
– phases and faces: 実験映画の軌跡/展望 –
2012年7月7日(土)
16:00-18:00
料金1300円+1ドリンク
(レクチャー参加者は19時からFactoryで開催される上映に、1000円+1ドリンクにて参加頂けます。)
@UPLINK ROOM
上映会の前にはアップリンクROOMにて、今回の上映作品を選定した西川智也氏による特別レクチャーを開催致します。「phases and faces:実験映画の軌跡/展望」と題されたこのレクチャーでは、アメリカ実験映画の壮大なる歴史を振り返りながら、現在の先鋭的な作品を広く上映、紹介していきます。映画製作をする方々だけでなく、美術、音楽方面が好きな方々にも是非見て頂きたい、最新の映像芸術作品ばかりです!
今日の映像表現の可能性について考察するまたとない機会となるでしょう。皆様この機会に是非とも上映会と併せてお楽しみ下さい!
[+]代表 牧野貴
西川智也プロフィール
1969年名古屋出身。ニューヨーク州ヴェスタル在住。日本財団のフェローシップを受け、2008年-09年にタイとマレーシアに滞在し、帰国直後に渡米。作家・キュレーター/プログラマーとして国際的な活動を展開する一方でアジア圏における現代映像芸術研究を行う等、今日の映像表現の幅広さを身をもって体験している一人である。現在、ニューヨーク州立大学ビンガムトン校映画学科のの客員助教授を務めている。
– a transition, a new phase: アメリカ実験映画の現在 –
2012年7月7日(土)
開演19:00
料金1300円+1ドリンク
@UPLINK FACTORY Tokyo
ハイビジョン撮影が可能な携帯電話の登場、フィルム生産の中止・減少に伴う現像所の閉鎖・縮小など、映像芸術を取り巻く環境が大きく変わろうとしています。また、イメージフォーラム・フェスティバルの拡大、恵比寿映像祭の成功など、日本の実験映画シーンも大きく変わろうとしています。「a transition, a new phase(転換、そして新しい局面) 」と題したこのプログラムは、近年、海外の実験映画シーンで注目されたアメリカの映像作品で構成しました。紹介する作品は、今年のアナーバー映画祭でKodak/Colorlab Award for Best Cinematographyを受賞したロバート・タッドの『Undergrowth』、昨年、アナーバー映画祭で Gus Van Sant Award for Best Experimental Film を受賞したファーン・シルヴァの『In the Absence of Light, Darkness Prevails』、また今年の transmediale で新作を発表したジェシ・マックリーンの『The Burning Blue』を含む短編8作品です。このイベントが観客の方と実験映画の現在・未来を考える機会になればいいと願っています。(西川)
[program]
The Burning Blue (Jesse McLean, 9 min., Digital Video on MiniDV, 2009)
Undergrowth (Robert Todd, 12 min., 16mm, 2011)
Ghost Algebra (Janie Geiser, 8 min., Digital Video on MiniDV, 2009)
lions and tigers and bears (Rebecca Meyers, 12 min., 16mm, 2006)
Vineland (Laura Kraning, 10 min., Digital Video on MiniDV, 2009)
A Preface to Red (Jonathan Schwartz, 6 min., 16mm, 2010)
The Future is Bright (Jodie Mack, 3 min., 16mm, 2011)
In the Absence of Light, Darkness Prevails (Fern Silva, 13 min., 16mm on MiniDV, 2010)
TRT: 73min
作品解説などの詳細は[+]のHPで↓
http://plusscreening.org/?p=485