Johann

本日から2/26まで開催される恵比寿映像祭。メカスの新作、アジア初公開ピップ・チョドロフの《フリー・ラディカルズ―実験映画の歴史》など、今年も興味深いプログラムが揃っています。

そして、Johann Lurfの作品も展示されています。映写技師時代に溜め込んだ35mmフィルムの切れ端をつなぎ合わせた、超高速カットアップ作品。瞬きする暇がありません。一昨年にプラスで上映した映画のインスタレーション版です。展示は無料ですので是非ご覧ください。http://t.co/NV3FBlhA

ヨハンの映画の新作は3Dです。2/16の+Viennaで上映します。その前に、彼による大変面白そうなワークショップが開催されます。

[映像作家ヨハン・ルーフによる3Dワークショップ]
http://www.imageforum.co.jp/cinematheque/957/index.html
2月13日(月)18:30~21:30
当日一般500円/会員無料
※事前申込み不要、直接会場にお越しください。
会場:イメージフォーラムビル3階「寺山修司」
動くカメラをフィルムやビデオ内に空間を創出するための装置として考え、ヨハン・ルーフの過去作品をサンプルとして3D映像作成の実演を行ないます。
※カメラやパソコンなどの機材は必要ありません。特別な技術・資格なしにどなたでもご参加いただけるワークショップです。

[ヨハン・ルーフ]
1982年ウィーン(オーストリア)生まれ、在住。ウィーン美術アカデミーで絵画を学ぶ。卒業後、映像作品やインスタレーションなどを制作するかたわら、パートタイムの映写技師としての仕事も行なう。ドリー撮影やズームの研究として制作された短編『Vertigo Rush』(2007)がロッテルダム映画祭(2008)に出品されたのをはじめ、作品が世界各国の映画祭や美術展で上映されている。